関西陽柳会の先輩で母校山岳部出身の江藤嘉一郎氏(日田高6回卒)に

由布岳登山成功の報告をしました。

先日会った時万葉集に由布岳を詠った歌が二首有ると紹介して頂きました。

(木綿=由布)

  をとめらが はなりの髪を 木綿(ゆふ)の山

         雲なたなびき 家のあたり見む

 (訳;愛する人を残して山を越えて旅を続けてきました。
向こうを見ると乙女のお下げ髪のような形をした木綿の山が見えます。
雲よ、妻の家のあたりを見たいから山の周りにたなびかないでおくれ。)
  巻七 1244

  思ひ出づる 時はすべなみ 豊国の

         木綿(ゆふ)山雪の 消(け)ぬベく思ほゆ

   (訳;あなたのことを思い出すとこれはもう、どうしようもありません。
豊国木綿山の雪と同じで自分も消え入らんばかりにあなたの事が思われます。) 
                               巻十 2341

故犬養孝文学博士揮毫の歌碑が由布院インターチェンジ高速バス停広場にあります。